東京で雨漏りに悩む建物オーナー・管理会社の皆さまへ

― サーモグラフィと紫外線調査液で“見えない雨漏り”を可視化 ―

■ 東京の建物で増える「見えない雨漏り」のリスク

東京は高層ビルやマンション、テナントビルが密集する都市です。
近年では、ゲリラ豪雨や台風、長雨による雨漏り被害が急増しています。
「外壁に小さなクラックがある」「天井にシミが出てきた」「漏れてはいないが湿気を感じる」――
これらはすべて、雨水の浸入が始まっているサインかもしれません。

実際、赤外線サーモグラフィによる調査では、
目に見えない内部劣化や水分滞留の温度分布が確認されるケースがあります。
外観がきれいなビルでも、壁の中では浸水が進行していることがあるのです。
それを放置すれば、コンクリートの中性化や鉄筋腐食、断熱材の劣化、
カビ発生による健康被害など、資産価値の低下につながります。


■ 赤外線サーモグラフィ調査とは?

赤外線サーモグラフィ調査は、建物の表面温度分布を解析し、
肉眼では見えない「異常箇所」を可視化する技術です。

水分を含んだ部分は乾いた部分よりも温度変化が遅く、
赤外線カメラでその温度差を検出することで、
壁や屋根の内部にある雨水の低温部を確認し雨漏りを推定できます。

この調査の最大のメリットは、非破壊で調べられること。
建物を壊すことなく、内部の状態を把握できます。
短時間で広範囲をスキャンできるため、
「低コスト」「短納期」「再発防止に直結するデータ取得」が可能です。


■ 紫外線調査液とのハイブリッド調査で精度を高める

当協会では、赤外線サーモグラフィに加えて、
紫外線で光る特殊な調査液を併用しています。

この液体を水に溶かして散布し、紫外線ライトを照射すると、
水が蛍光反応によって可視化されます。
これにより、目に見えない細いクラックや目地、サッシまわりからの浸入した水が漏水箇所へ
到達すると水の浸入箇所が明確に特定できます。

赤外線調査で“温度異常”を検出し、紫外線調査で“水の浸入口”を明確にすることで、
雨漏り箇所を特定し、根本的な修繕につなげることができます。

🔹赤外線=「温度の違い」から探る
🔹紫外線=「水の動き」から確証を得る

この2つを組み合わせることで、従来の目視や散水試験よりも
確実で再現性の高い調査結果を得ることが可能になります。


■ 全国対応、しかし依頼の中心は「東京・関東エリア」

当協会は全国のネットワークを通じて、
東北地方から九州まで基本的には全国対応で赤外線雨漏り調査を行っています。
その中でも、特に依頼が多いのは東京を中心とした関東地区です。

理由は明確です。
関東は高層ビルや集合住宅、商業施設などの構造が複雑で、
「どこから漏れているのか分からない」「再発を繰り返す」
といった原因特定が難しい案件が多いためです。

また、都市部では建物が密集しており、
夜間・休日のみでの調査希望のケースもあります。
そのような条件下でも、赤外線と紫外線を併用する非破壊手法なら
短時間で効率よく調査ができるため、多くのオーナー・管理会社から選ばれています。


■ 東京都内での主な調査事例

1. 墨田区・マンション屋上防水層の劣化

築15年のビルで、天井裏のシミが拡大。
赤外線サーモグラフィで部屋内の温度異常を検出し、
紫外線調査液で防水層のピンホールからの浸入を確認。
局所補修で再発を防止できました。

2. 渋谷区・集合住宅ベランダのサッシ取合い部

雨のたびに下階の天井に水滴が発生。
サッシ廻りのシーリングを再施工しても改善されず、
当協会の調査を実施。
赤外線画像で壁内の温度分布を検知可視化し、
紫外線で水の浸入口を確定 → サッシと防水の取り合い部からの水の浸入を特定。
原因箇所の補修後、完全に雨漏りが止まりました。


■ 調査の流れ

  1. ヒアリング・現地確認
     雨漏り状況(最近の雨漏り日時・建物構造・築年数等を確認)
  2. 赤外線サーモグラフィ撮影
     内壁・天井などをスキャンし温度分布を解析
  3. 紫外線調査液による浸入口確認
  4. 解析・報告書作成
     浸入口特定箇所・温度分布・補修推奨箇所を明記
  5. 報告書内へ補修推奨案を記載

報告書はPDFで納品し、オーナー様・管理会社・施工業者の三者で
共有できるよう整理されています。


■ 調査を検討すべきサイン

  • 雨の後、天井や壁にシミが残る
  • 外壁やタイルに細かなひび割れがある
  • 室内の湿気・カビ臭が気になる
  • 防水工事後も雨漏りが再発している
  • 原因が分からない浸水トラブルに悩んでいる

このような兆候がある場合は、早めの調査が建物を守る第一歩です。
赤外線サーモグラフィによる非破壊調査なら、
「壊さず・早く・確実に」原因を特定できます。


■ 対応エリア

当協会は全国対応ですが、
特に東京・神奈川・埼玉・千葉を中心とした関東エリア
年間を通じて数多くの調査依頼をいただいています。

  • 東京23区(新宿・渋谷・港・中央・千代田など)
  • 多摩地区(立川・八王子・町田など)
  • 神奈川(横浜・川崎)
  • 埼玉・千葉エリア

■ まとめ ― 雨漏りは「早期発見」がすべて

雨漏りは放置しても自然には治りません。
外壁や屋上からのわずかな浸入が、
数ヶ月後には内部腐食やシロアリ被害、電気設備故障にまで発展することもあります。

赤外線と紫外線を活用した科学的で再現性のある診断によって、
根本原因を早期に特定し、無駄のない修繕を行うことが、
建物資産を守る最善の方法です。


■ ご相談・お問い合わせ

一般社団法人 赤外線サーモグラフィ雨漏調査協会では、
全国ネットワークを活かしながらも、特に東京・関東地区の建物調査に力を入れています。

✅ 無料ヒアリング・概算お見積り対応
✅ 再発防止のためのアドバイス付き報告書
✅ 建物オーナー様・管理会社様・工務店様歓迎

「雨漏りの原因を正確に突き止めたい」
「修繕前に第三者の診断を受けたい」
という方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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