電気設備CBM(状態基準保全)で人命と生産を守る

事故は突然に見えるけれども、必ず「兆候」がある。
その兆候を正しく捉えることで、人と設備を守る仕組みがCBMです。


2. CBMとは

CBM = Condition-Based Maintenance → 設備の「状態」に基づいて保全する戦略。

  • ただの点検ではなく、設備稼働中に点検を行うため兆候を読み取って対処する考え方。
  • 従来の「定期点検」や「故障後対応」との違い

3. 電気設備でCBMが重要な理由

なぜ電気設備でCBMが必要なの?

  • 重大事故は実は「突然ではなく兆候が出ている」
  • 火災・停止・生産ロスなどのコスト
  • 「人命と安全」→「生産継続」→「コスト最適化」という順序で価値が創られる

4. CBMの種類

どうやって状態を見るの?

  • サーモグラフィ(温度異常過熱を可視化)
  • 振動(回転機の異常兆候)
  • 油分析(摩耗・劣化を数値化)
  • 将来的には「音響(超音波)」や「エアーリーク」も活用可能


5. CBMの効果・メリット

CBMで何が変わる?

重大な事故の発生回避

  • 生産停止の削減
  • 設備稼働時間の延長
  • 長期的なコスト削減(投資視点で効果が出る)

6. サーモグラフィの役割

サーモグラフィって万能なの?

  • サーモグラフィは温度を撮る技術
  • ただし「ただ熱い=異常」とはならない
  • 正しい理解と判断が重要
  • 反射・放射率・負荷状態などの影響

                         (事例写真イメージ)


7. 導入のステップ

電気設備CBM体制のつくり方

  • 現状評価
  • 監視対象の選定
  • 測定・記録・評価
  • 対策・保全計画
  • 定期レビュー